体の肌荒れ~原因と対策・予防法~

少し前から胸と背中を中心に体の肌荒れが続いています。
市販薬を塗って少しよくなったかなと思ったら、またポツポツと赤い出来物が増えてきました。
体は服で隠れるので顔よりは目立たないとはいえ、首もとやうなじが肌が荒れていると目につくし、自分でも嫌だなぁと思います。
今日は体の肌荒れの原因と治し方、体の肌荒れの予防法について調べていきます。
Contents
体の肌荒れーどんな症状か?
私が体の肌荒れでよく悩まされるのは
「ニキビのような赤い出来物」が多いです。背中や胸に出来ます。
また、特別気にしているというわけではないのですが、はたけやしらくものような症状が出ることもあります。これらの症状は足に出ることが多いです。
(正直自分に起こっている症状がはたけなのかしらくもなのかよくわかっていません。ちなみにはたけは乾燥やアレルギーで起こる皮膚の症状、しらくもは白癬菌という水虫と同じ菌で起こる症状の一つです。)
そのほか、体に赤い出来物が出来る前段階として、ざらつきがあったり、細かいポツポツができ、毛穴が詰まった状態になっていることがあります。(爪でひっかくと角栓のようなものが取れる。場所は太ももの裏側や背中、胸)
そのほか、私はありませんが、アトピーも首や脇、肘の内側、膝の裏側など体に出来ます。
(湿疹ができ、かゆみを伴う。顔にも出来る。)
アトピーは肌の免疫反応の異常が原因で起こるようです。
体の肌荒れー原因
体の肌荒れが起こる原因として考えられるのは下記です。
カビ
夏や湿度の高くなる季節、カビが発生しやすい時期はカビが肌荒れの原因になることがあります。
自律神経、ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランス、自律神経が乱れることで、皮脂分泌が過剰になったり、乾燥したり肌の状態も不安定になります。
PMSによる時期的なもの
生理前に起こるPMS(月経前症候群)ではホルモンバランスの変化により、肌が敏感な状態になるので、普段より肌荒れしやすくなります。
睡眠不足
成長ホルモンなど肌の調子を整えるホルモンが多く分泌されるのは睡眠中です。
寝不足で毛穴がいつもより開いている、朝起きたら小さなニキビが出来ていたなんて経験がある方もいるのではないでしょうか?
体の皮膚にも同じような悪影響が出ていても不思議ではありません。
睡眠不足だと成長ホルモンをはじめ、メラトニン、セロトニンの分泌にも影響を与え、自律神経の乱れを引き起こします。
そうすると肌のターンオーバーの乱れ、皮脂過剰、不足が起こり、肌が荒れてしまいます。
栄養不足・糖分、塩分・脂質の摂り過ぎ
肌の生まれ変わりに必要な栄養が足らなければ、当然、肌は荒れてしまいます。
皮膚の再生に役立つ栄養素を中心に様々な栄養素を少しずつ摂るようにしましょう。(1種類だけをたくさんというのはよくない)
特にビタミン類、鉄などは皮膚や粘膜にとって必要不可欠な栄養です。にも関わらず、不足しやすい栄養素なので、意識的に摂取するようにしましょう。
そして、糖分や塩分、脂質などを過剰に摂取しても肌が荒れます。
脂質は適度に摂取することによってつやのある肌を保つことが出来るので、全く摂らないのも問題です。
あくまでバランスを考えて摂るようにしましょう。
シャンプーなどのすすぎ残し
意外に見落としがちになるのがこれです。背中などは目で確認することが出来ない部分なので、すすぎ残しが起こりやすいです。
髪を洗った時、髪だけをすすいで終わりではなく、背中も意識して流しましょう。
また、背中の肌荒れが目立ってきたなと思ったら、シャンプーの際、前かがみになって背中にシャンプーがかからないようにするのも有効です。
ボディパウダーなどボディ用化粧品の影響
肌に合わない基礎化粧品は肌の悪化を招きます。
私の場合はビオレのボディーソープはどうにも肌に合わず、使うと小さなニキビがたくさん出来てしまいます。
肌にやさしいといわれている商品でも肌に合わない場合はあるので、試してみて異変が出たら使用を中止しましょう。
また、ボディパウダーなどのケア用品も肌に合わなかったり、入浴できちんと汚れが落とせていなかったりすると肌荒れの原因になります。
乾燥
顔と違ってなおざりにしやすい体は思っている以上に乾燥しているかもしれません。
特に入浴後は化粧水、ボディクリームなど保湿ケアを心掛けましょう。
日焼け
日焼け後の肌は軽いやけどと同じ状態で、デリケートです。化粧水などで美白ケア、保湿ケアを心掛けてください。
剃毛による刺激、傷
体のムダ毛処理をしたあとにキチンと保湿ケアをしていますか?または無理にカミソリで何度も剃ったりしていませんか?
カミソリは肌の必要な角質まで削ってしまうことがあり、肌荒れの原因になります。
剃毛は直接するのではなく、クリームなどを使って皮膚を保護してから行い、終わった後も保湿を忘れないようにしましょう。
体の肌荒れー治し方
体の肌荒れ用ボディソープ
ドラッグストアを見ていたら、偶然ニキビケア用のボディソープを見つけました。
殺菌、消炎成分配合でこれを使い始めて、肌のざらつきには効果があったような気がします。
ただ、さっぱりした使い心地なので、アレルギーやはたけ、しらくもなどの症状には向かないと思います。
体の肌荒れ用の治療薬
オロナインは体のニキビにも効果的です。
はたけやしらくもなど乾燥しているものにも使うことが出来ます。
ニキビ薬は体に使っても問題ありませんが、アトピーなどの場合は市販薬よりも病院で処方された薬の方が安心です。
軟膏、ジェル、化粧水などいろいろなタイプがあります。
(背中など届かない部分には化粧水タイプが便利)
体の肌荒れー予防方法・対策
睡眠をしっかりとる
ホルモンバランスを整えるためにも睡眠はちゃんととりましょう。
寝る時間を一定に保つのもよい睡眠をとるためのコツです。
寝具を清潔に保つ
意外に盲点なのが寝具です。寝ている間は汗をたくさんかくので、カビや雑菌が繁殖しやすく不衛生になりやすいです。
小まめに布団を干す、カバーを洗う、交換するなど気を配りましょう。
バランスのとれた食事
ビタミン類を中心にバランスの取れた食事をしましょう。
肌荒れを改善するための食事についてはこちら→肌荒れを食べ物で改善するには?~効果的な栄養素・食べ物~
入浴方法を工夫
入浴する際、水道水を使う方が多いと思います。浄水器をお風呂の蛇口にセットしているという家庭は少ないと思うので、当然、お風呂のお湯には塩素が含まれます。
プールに入った後、体をよく流すように言われたり、プールから上がった後、肌がいつもより乾燥しやすいと感じたことがあるのではないでしょうか?
これは塩素が肌にとってあまりよくない性質を持っており、肌の機能を低下を招くためです。
プールほどではありませんが、水道水にも塩素が含まれていているので、肌が敏感な状態だったり、荒れていたりすると状態が悪化することがあります。
塩素はビタミンCで取り除くことが出来るので、入浴前にレモン果汁を数滴入れたり、レモンやゆずなどかんきつ類を使って、入浴剤替わりにすると簡単に塩素対策が出来ます。
レモンは鏡の掃除にも使うことが出来るので、入浴ついでに鏡も掃除すれば、一石二鳥です。
(レモンのクエン酸が鏡についた石鹸カスや水に含まれるカルシウム、マグネシウムなどのミネラルを分解してくれます。)
まとめ
- 体の肌荒れは様々な原因が考えられる。共通しているのは肌が乾燥していたり、肌のバリア機能が低下してデリケートな状態になっていること。
- 治療薬を使う、生活習慣を見直す、保湿、乾燥対策を行うことで肌荒れを予防出来る。