首の肌荒れ・首の後ろにできるニキビ~原因と対策・防ぐには~

みなさん、こんにちは。
そろそろ季節の変わり目ですね。
季節の変わり目は風邪を引きやすくなるなど体調を崩しやすくなってとてもデリケート。
それはお肌にも言えることで、環境の変化によるストレスや刺激、疲労がたまって肌荒れが起こりやすい時期なのだそう。
私はというと、この前、首の後ろに大きなしこりニキビを発見して、驚愕していたところです。
首の後ろは当然、見ることができないので、携帯のカメラでパシャリ。
ニキビに気がついた時の写真がこちらです。(汚いものをお見せして申し訳ない)
首の後ろを触ったときにはっきりわかるくらいだったので、結構立派、、、。
写真で見るとちょっと赤くなっていて、痛々しいですね。
このニキビを発見する前に、実は髪の生え際にも大きなしこりニキビを発見したところでした。
今まで首の後ろに大きなニキビが出来た覚えがあまりなかったので、このサイズのニキビは気になって気になって仕方がありませんでした。
オロナインを塗ったり、ヴァセリンを塗ったりしていたら大分赤みも引いて小さくなってくれました。
と、思ったのもつかの間。
今朝起きたら、今度は首がかゆい。
喉元中心にどうもかゆみがあって、ちょっとかいてしまったものだから、内出血を起こしてしまいました。
季節の変わり目であるのに加えて、先月から職場が変わったので、疲れがたまっていたのかも、、、。
そんな感じで首回りの肌荒れやニキビ頻発中の私が、首の肌荒れについてまとめます。
首の肌荒れの治し方や対策についても触れていきます。
目指せ、ノートラブルな首回り!
Contents
首の肌荒れ
私が先に挙げた例は首の後ろのニキビと首の湿疹でした。
首の後ろのニキビと首の湿疹以外だとどんな肌荒れが起こりやすいのか調べてみたところ、
- あせも
- アレルギー
などの症状もよく起こるそう。
皮膚科医の先生に聞いた話によると首は皮膚が薄く、肌トラブルの起こりやすいデリケートなところなのだそうです。
さらにはあごと首の境目付近はストレスや自律神経の乱れが原因のニキビができることも多かったりします。
首の肌荒れはなぜ起こるの?
首はいろいろな肌荒れが起こりやすい。
それはわかったけれど、それで肌荒れがなくなるわけではないし、、、。
結局、首の肌荒れが起こる原因ってなんなんでしょうか。
首の肌荒れが起こる原因は当然、起こる症状によって異なります。
首の湿疹・肌荒れの原因
首に湿疹が出る時、原因はケースバイケースと言わざるを得ません。
ちょうど首にアレルギーのある金属や物質などが触れて湿疹やかぶれが起きることもありますが、それは一時的なものです。
それ以外の場合は体の免疫力が低下して、肌のバリア機能が弱っているのが共通項になります。
皮膚にいる常在菌が肌の免疫力が低下することで、異常に繁殖し、肌の表面を荒れさせてしまうとか。
私の場合、環境の変化や生活の変化によって疲れがたまっていたのかもしれません。
ちゃんと睡眠時間を確保しても疲れが取れていないと感じていたら、免疫力は低下するものなんだなと実感しました。
首の肌荒れは乾燥が原因の場合も
首に起こる肌荒れは乾燥が原因の場合もあります。
お風呂で体を洗うとき、強い力でゴシゴシこすり洗いしてしまったり、熱いお湯をかけたりして首の肌が乾燥して肌荒れの原因になるそうです。
首に限らず全身の皮膚に言えることですが、皮膚表面の組織が壊れて、乾燥し、かゆくなったり、ヒリヒリしたりします。
あせもの原因
汗をかいてあせもになってしまうのは、かいた汗をそのままにしておくと肌の表面がふやけてとても刺激に弱い状態になってしまうからです。
プールやお風呂など長時間、水に触れていると指先がふにゃふにゃになった経験は誰にでもあると思います。
その状態は皮がむけやすく、傷がつきやすい状態です。
汗を強く拭ったり、こすったりすれば、余計な刺激を受けて肌が傷つきます。
加えて、汗をかいた状態は雑菌が繁殖しやすい状態でもあるので、刺激に負けてあせもになってしまいます。
あせもは汗をかくことが原因なので、汗をこまめに拭くことはもちろん、汗を拭くときには強い力を入れてこすったり、ゴシゴシ拭わないようにすることがポイントです。
もしもあせもになってしまったら、肌を清潔にして、汗をなるべくかかないようにすることが早く治す近道です。
アレルギーの原因
アレルギーが起こる原因物質は人によってそれぞれ違います。
食べ物で湿疹などの肌荒れが起こる場合もあれば、ものが触れてかぶれなどの症状が起こる場合もあります。
症状のあらわれ方や症状の重さも一概には言えないものなので、アレルギーの症状が出てしまったら、なるべく早く病院へ行くようにしましょう。
首の肌荒れ対策
首の肌荒れを防ぐためには原因に合わせた予防法を行う必要があります。
首の湿疹を予防するには
アレルギーの場合はアレルギーの原因物質を摂取しない、接触しないということが何より大切ですが、それ以外が原因で起こる首の肌荒れ・湿疹は体の免疫力を高めるのが大切です。
体の免疫力を高めるためには、
- 体温をあげること
- 栄養バランスよく食事をすること
- 適度に運動をすること
- 睡眠をしっかり取ること
が大切です。
また、乾燥による肌荒れを起こさないためには首も顔や手足などと同様に保湿ケアをしっかり行うことが大切になります。
首は年齢が出やすい部分とも言われるので、首の保湿ケアはアンチエイジングの面からも大切です。
首も顔の一部という感覚でスキンケアをしてみるとよいかもしれません。
首の肌荒れ:にきび編
今回、私の首の後ろにできたにきび。
小さい白ニキビとは全く違い、大きな芯があるようなしこり状のにきびです。
周りは赤く炎症を起こしているし、対処を間違うと跡になりやすいタイプのニキビでもあります。
(妹にニキビができたと話をしたら「吹き出物」だと言われましたが、ここではニキビのままで通します。(笑))
今回のしこり状のニキビと顔などにできる小さいぽつっとしたニキビの何が違うのかというと、炎症の度合いです。
当然、しこり状のニキビの方が、炎症がひどく表面が硬く感じられるほど腫れてしまっているということ。
今回出来たしこり状のニキビは赤くなっていましたが、赤くないのにしこり状にニキビができていることもあるそうです。
周りは赤くなっていないのに、しこり状のにきびができている場合は、肌の表面に見えない深いところで炎症を起こしている可能性があるんだとか。
首の後ろにできるニキビの原因
首の後ろにニキビができる原因には
- シャンプーやリンスなどのすすぎ残し
- ホルモンバランスの乱れ
などがあるようです。
シャンプーやリンスのすすぎ残し
髪を洗うとき、髪の毛や頭はしっかり流そうと意識すると思います。
しかし、髪の毛や頭についた泡を流すとき、どうしても背中や首もとにもついてしまいます。
それをわかった上で、シャンプーやリンスをしたときに首の後ろ側も改めて流すことを意識している人は少ないのでは?
私は正直、全然意識できていなかったなあといま、改めて思っています。
また、お風呂にはいった時の体を洗う順番についてですが、上から下の順に洗っていくのがよいそうです。
頭・髪を先にシャンプーで洗ったあと、体を洗うことで、すすぎ残しのシャンプーやトリートメント、リンスを洗い流すことが出来ます。
シャンプーやリンスを流すときにすすぎ忘れていても、体を洗うときに綺麗に流せていたらシャンプーのすすぎ残しによる肌荒れも回避できるというわけです。
(しかし顔は一番最後に洗ったほうが、顔に飛んでしまったシャンプーやボディーソープを洗い流せるため、肌トラブルの予防につながります。)
すすぎ残し以外にも原因が!?
実を言うと、私はお風呂で体を洗う順番は頭から体、最後に顔の順です。
シャンプーのすすぎ残しを回避できていないんじゃないの?と自分に思わず疑いの目を向けてしまう、、、。
が、今まで、首の後ろにニキビが出来たことはほとんどなかったので、シャンプーのすすぎ残しが原因とは言えないのかもしれません。
にきびができる少し前、お風呂上がりに髪に付けるタイプのトリートメントを使い始めました。(トリートメントオイル)
髪の毛の内側から外側につけて、あまり大量には使っていないつもりでしたが、私の髪型はショートヘアなので、毛先がちょうどうなじにあたります。
トリートメントがついた髪が首の後ろに当たって刺激になり、ニキビの原因になったとも考えられそうです。
ニキビが出来たことに気がついた日からトリートメントの使用をやめてみたんですが、やめたあとは比較的すぐにトラブルが収まったように思います。
トリートメントを使うときはいつもより、念入りに洗うようにしたり、髪に付けるときに毛先の方につけないようにするなど気をつけてみたほうが良さそうです。
ホルモンバランスの乱れ
首周りはホルモンバランスの影響を受けて肌荒れを起こしやすい場所でもあります。
ホルモンバランスが乱れると肌の生まれ変わりがうまくいかなくなります。
ニキビができるのは毛穴に汚れがつまって炎症を起こすからなので、肌の生まれ変わりがうまくいかないとその影響を強く受けてしまうようです。
ホルモンバランスが乱れる原因
ホルモンバランスが乱れる原因には
- 睡眠不足
- 食生活の乱れ
- ストレス
- 運動不足
などが挙げられます。
女性は特に月経周期に合わせてホルモンバランスが変化するので、生活の乱れがホルモンバランスの乱れにつながって体調の変化に現れることが多いです。
生理前になると皮脂分泌も過剰になり、余計にニキビができやすいので、肌ケアは念入りに行うのがおすすめです。
+αもしかしたら粉瘤かも?
炎症がないしこり状のにきびが存在するという話を上で書きましたが、ニキビではなく粉瘤(ふんりゅう)という症状の場合もあります。
粉瘤は皮膚にできる良性の腫瘍のことです。
表皮の中に垢がたまってしこりになるもので、中央に黒い点のようなものがあったら粉瘤の可能性が高いです。
健康保険が必須ではない国の場合、粉瘤を自分で潰してしまうこともあるそうですが、無理に潰そうとすると炎症を起こして、反ってトラブルの原因になることもあるので、病院で切除するのをおすすめします。
まとめ
- 首の肌荒れは免疫力を向上させること、保湿をしっかりすること、汗をこまめにふくことなどで予防できる。
- 首の後ろにできるニキビについてはシャンプーなどのすすぎ残しをしないこと、規則正しい生活をしてホルモンバランスの乱れを防ぐことが対策になる。