あずき茶が冷え解消に効くって本当?あずき茶を日常に取り入れよう

モリンガ茶を買い足しに健康茶を物色しに行ったら、今回はあずき茶を見つけました。あずき茶は以前、成城石井で「あずき美人茶」というものを買って飲んだことがあったのですが、ティーバックの商品は始めてみました。
早速あずき茶の効能について調べてみたところ、あずき茶は冷えやむくみに効果的なんだとか。
しかもあずき茶の材料である小豆はとうもろこし茶やタンポポ茶、モリンガ茶などと比べて大抵のスーパーに売られている身近な食材です。(買うかどうかは別として)
そのため、自分であずきを使ってお茶を作ることもできてティーバックを買うよりお得で出がらしまで活用できます。
今回はあずき茶の効能(冷え、むくみなど)の他、あずき茶の作り方や活用法についてです。
Contents
あずき茶の効能~冷えに効く?~
あずきの成分・栄養素
あずき茶の原料となるあずきには
- ビタミン(特にB群)
- ミネラル(鉄、亜鉛、カリウムなど)
- 食物繊維
- ポリフェノール
- アントシアニン
など様々な成分が含まれています。様々な成分が含まれているにも関わらずノンカフェインなので妊娠中の方でも安心です。
特にポリフェノールやカリウムなどのミネラルは加熱調理によって流出しやすい成分ですが、あずきに含まれるそれらの成分は含有量が多いことや熱に強いため、あずき茶に加工しても成分を損なわずに摂取できるといわれています。
あずき茶の効能・得られる効果
あずき茶の効能としては
- 冷え解消
- むくみ解消
- 便秘解消
- 貧血予防・改善
- 高血圧対策
- 腸内環境改善
- アンチエイジング
- 疲れ目
などが挙げられます。
冷え
あずき茶が冷え解消に効果的なのは、まずポリフェノールの効果です。ポリフェノールが血液の流れを良くするため、冷え解消効果が期待できます。ポリフェノールと言えば、ワインも代表的ですがお酒を控えたいというときでも飲むことが出来るのは嬉しいですよね。
加えてあずきには血行を促進してくれるサポニンという成分も含まれています。そのため、あずき茶はポリフェノールとサポニンのWの効果によって冷え解消が期待できるのです。
(ただし、あずきに含まれるサポニンは熱に弱く煮だしている時に流出してしまうことがほとんどなため、煮だすときにアクを摂り過ぎないことがサポニンを摂取するコツなのだそう。自分であずき茶を作るときは覚えておきたいポイントですね。)
この2つの成分は高血圧対策にも効果を発揮します。(サポニンはコレステロール値を下げる効果も持っています。)
実際に飲んでみた感想ですが、ルイボスティーやシナモン、ショウガなどはすぐにぽかぽかして冷えが解消されますが、あずき茶の場合はすぐに冷えが解消されるという実感はあまりなかったです。
継続して飲むことで冷え性解消などの効果が得られるのかもしれませんね。
むくみ
むくみに効果があるのはやはりカリウムです。カリウムは体内の水分量の調整をしてくれます。
あずき茶に含まれるカリウムの量は100g辺り1500mgを含んでおり、大変豊富です。その豊富さ故に加熱しても残るカリウム量が多くなるため、むくみへの効果がより高いと考えられます。
またサポニンも体の水分を整える働きを持っているため、むくみの解消にも効果的です。
そのほか、鉄分は貧血予防に、食物繊維が便秘の解消や腸内環境改善に、ポリフェノールは抗酸化作用があるため、アンチエイジングにも効果があります。また、あずきの皮に含まれるアントシアニンが目の疲れにも効果的です。
あずき茶の味・風味
あずき茶を早速いれてみました。
お湯を入れる前のティーバックはこんな感じです。中には茶色っぽい砕いたあずきが入っていて、お茶を抽出した後は黒っぽくなります。(写真はお茶に使ったティーバックの袋を開けました。)
1分くらい経つとほんの少しだけ、色がついてきます。あずきの色を想像すると紅茶のような色のイメージがしやすいですが、実際は茶系の色みが強かったです。
3分経つとさすがに色が濃くなってきて、香ばしい香りはしますが、あまり癖がありません。
5分くらい経つとしっかり色が出ます。パッケージには3分から5分抽出と記載がありました。味の好みの問題もありますが、あまり濃く抽出してしまうとのどが渇きやすくなるので、ほどほどに。(私は5分だと少し濃いめに感じたので、この後お湯を足してしまいました。)
あずき茶の味
あずき茶の味についてですが、最初の一口目はほんのり甘いあずきの風味を感じた気がします。味は癖がほとんどなく麦茶に近いイメージです。
あずきと聞くとあんこのイメージが強いため、甘いお茶を想像するかもしれませんが、あんこの甘みは砂糖の甘みなので、あずき自体は基本的に甘くありません。市販のあずき茶のパッケージにはノンシュガーとよく記載があるので、これも紅茶などの甘いお茶をイメージして買ってしまう人への対応策なのかなーなんてぼんやりと思いました。
(そもそも紅茶自体も砂糖が入っていなければ、甘くないものなのですがね。)
基本的にノンシュガーで楽しむのが体のためには良い気がしますが、あんこと材料が同じなので、砂糖を入れて飲んでも美味しそうです。
あずき茶~作り方~
実際にあずきからあずき茶を作ってみました。
作り方は炒って、冷まして、煮だすだけです。多少炒る時間と煮だす時間はかかるので、すぐにというわけにはいきませんが、結構簡単でしたよ。休日など時間がある時にあずきを炒っておけば、少し楽になります。
お茶を煮出した後のあずきはそのままお茶に入れておく方がよいそうです。
あずき茶~出がらしレシピ~
あずき茶を作って残ったあずきは食物繊維が豊富で食べたほうが無駄がありません。あずきの出がらしは上にかけたり、混ぜたりするだけなので、活用というほど難しくなかったです。(彩りを足したい時にもぴったりでした。)
ただあずきが硬いときもあるので、柔らかい方が好きな方は少し煮込んだほうが良いかもしれません。
蒸し鶏のあずき和え
ほうれんそうと鶏肉だけだと見た目がさみしいですが、あずきが加わったことで彩のバランスが取れました。
あずきご飯
あずきの出がらしに少量の塩を加えてご飯と混ぜました。時間に余裕があれば一緒に炊いた方がより美味しいと思います。食べた感じは大豆に似ていました。
あずき茶~ラインナップ~
あずき茶は冒頭でも挙げているように健康食品が多いスーパーなどでよく見かけます。(オーガーニックスーパーとかちょっとお値段高めのところに多いかも)
無印良品
あずき茶が買える場所として身近で立ち寄りやすいというと無印良品が一番でしょうか?無印ではティーバックタイプを買うことが出来ます。
ネットストアでも手に入れることが出来て、価格は300円です。(ティーバック9袋入り)
成城石井
私が買った「あずき美人茶」が買えます。あずき美人茶はオーガニックのあずきを使っています。同じ商品はネットでも販売しているところがあるので、成城石井でしか手に入らないというわけではありません。510ml入りで160円+税で購入することが出来ます。
あずき美人茶の販売元である遠藤製餡では510ml×24本入りが4,147円で購入できます。(公式ネットスーパー価格)
Amazonや楽天でも購入することが出来ます。(価格については変動することもありますので、割愛しますが、割引されることも多いです。)
虎屋
羊羹でおなじみの歴史ある和菓子屋さん、虎屋でもあずき茶を販売しています。175g入りの缶に入ったお茶で130円で販売されています。あずき茶の販売は平成14年から始めているようです。通信販売でも購入することが出来るので、一度は試してみたい気がします。(その時は羊羹や最中など和菓子と一緒に買いたいですねー)
30缶入りの1ケースだと3,888円で詰め合わせとして購入することも可能です。
そのほか、ネットショップでも多数あずき茶は販売されています。価格、品質は様々なので、いろいろ試してみるもよし、有名どころで手を打つもよし、自分で作るもよしです。
あずき茶~まとめ~
実際に飲んでみて、あずき茶は継続して飲むことで効果が得られるお茶だと感じています。
あずきがあれば簡単にできるので、あずき茶で飲んで、おやつに、食事にと日常的にあずきを取り入れていくことで冷えやむくみの解消が期待できるかもしれません。
あずき茶の効果を得るには1日1リットル程度飲むのがよいそうです。