ルイボスティーが冷えにも有効?冷えにルイボスティーが効く理由

ルイボスティーはアンチエイジング効果など、美容に良いとして、女性の人気が高いお茶です。
実は美容効果だけでなく、冷えに悩む女性にもピッタリのお茶だとご存じでしたか?
今日はどうしてルイボスティーが冷えにも効果的なのか、ルイボスティーと冷えの関係について調べました。
Contents
ルイボスティーとは
ルイボスティーの原料になっているルイボスは南アフリカのセダルバーグ山脈で栽培されています。
この地域の気候がルイボスの栽培に適していて、今のところルイボスの栽培はこの地域でのみやっているそうです。
ルイボスティーのパッケージを見ると、南アフリカとばかり書いてあるので、なんでだ?と思っていましたが、そう言った理由があったんですね。
特徴
ミネラルが豊富
カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、カリウムなどが豊富です。
特に鉄は女性は不足しやすい傾向があるので、飲み物から摂取できるのはうれしいポイントです。
ノンカフェイン
カフェインを控えた方が良いとされる妊婦さん、授乳中のママさんなどでも安心して飲むことが出来るノンカフェインです。
夜寝る前のナイトティーとしても最適ですね。
フルーツ酸、フラボノイド(ポリフェノール)が豊富
ルイボスティーには洗顔料や化粧水などにも含まれているフルーツ酸(AHA)、抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれていて、美肌効果や肌の老化を遅くしてくれる効果があります。
SOD酵素(SOD=スーパーオキサイドディスムターゼ)
SOD酵素とは体内の余計な活性酸素を除去してくれる酵素です。
このSOD酵素もルイボスティーには含まれていて、新陳代謝を高めて若々しい肌を維持してくれます。
ルイボスティーが冷えに効く理由
豊富なミネラルのおかげ
ルイボスティーが冷えにも有効なのは豊富なミネラルのお陰です。
ミネラルは筋肉や神経が正常に機能するように働きかけたり、代謝をよくするために働きかける成分のことです。
ミネラルにはカルシウム、亜鉛、鉄、カリウム、ナトリウムなどいろいろな種類があります。
特に亜鉛、カリウムは代謝や血圧に関係している栄養素で、これらはルイボスティーにも豊富に含まれています。
そのため、ルイボスティーを飲むとミネラルのパワーで代謝がよくなるので、冷えも改善されるというわけです。
血の巡りがよくなると体内の余計な水分や疲労物質が体外にスムーズに排出され、むくみが緩和されるという利点もあります。
ノンカフェインだから
カフェインは血管を収縮させる効果を持っています。そのため、カフェインの摂りすぎは体を冷やしてしまう可能性もあるということです。
その点、ルイボスティーはカフェインが含まれていないため、ミネラルの効果も手伝って、体が温まりやすくなります。
低タンニンだから
タンニンは鉄分の吸収を阻害します。鉄は体にとって血液を作る大事な材料です。(特にヘモグロビン)
タンニンによって鉄が上手く吸収できなくなると、十分な血液を作ることが出来ず貧血になってしまいます。
貧血になると全身の隅々に栄養が十分に運ばれず、エネルギーを生み出せないので体が冷えてしまうのです。
(そのため、タンニンを多く含む緑茶は食事中に飲むのはあまりおすすめできないとされており、食後30分以降に飲むのがよいと言われています。)
ルイボスティーはタンニンが含まれる量が少ないため、鉄の吸収を阻害しにくく鉄不足による冷えが起こりにくいと言えます。
ルイボスティーのタンニンの含有量は緑茶の約三分の一、紅茶の二分の一です。
グリーンルイボス
ルイボスティーとの違い
ルイボスティーが発酵された茶葉を使っているのに対し、グリーンルイボスティーは発酵していない茶葉を使っています。
味ももちろん違いがあり、グリーンルイボスティーの方が癖がすくなくすっきりとしているとよく表現されています。
紅茶が茶渋や歯への着色が問題になるように、発酵しているルイボスティーも同じような現象が起こります。
対して、グリーンルイボスティーであれば、茶渋や歯への着色などのトラブルが少ないです。
ルイボスもグリーンルイボスももともとの茶葉は同じものですから、もちろんルイボスティーのメリットはグリーンルイボスも共通しています。
それどころか、グリーンルイボスの方が、発酵という製造工程を踏まないおかげでフラボノイド、特にアスパラチンの含有量はルイボスを大きく上回り約40倍にもなるそうです。
ノンカフェインで美容効果があるルイボスだけど、味が苦手と敬遠していた方には朗報です。
ぜひ一度グリーンルイボスティーを試してみてください。
私も今までグリーンルイボスティーは飲んだことがなく、今回初めてグリーンルイボスティーを飲みました。
なんとなく、グリーンルイボスティーの方が紅茶に近い風味があるなぁと感じました。(セイロンティーとか?)
普段から紅茶を飲み慣れている人はグリーンルイボスティーの方が飲みやすいかもしれないです。
ルイボスティーいろいろ
ルイボスティーにはどんな商品があるのか、お店によって見てきました。(今日、行ってきたのは成城石井です。)
改めてみてみると、ルイボスティーだけでも結構棚を占めていました。同じブランドで別の種類ならまだわからなくはありませんが、同じブランドの全く同じお茶。
(人気なのか、在庫が多いのか、、。)
一見グリーンルイボスティーは置いていないのかと思ったのですが、写真左端にあるライトという種類がグリーンルイボスでした。
裏面の原材料表記も確認してきましたが、ちゃんとグリーンルイボスとルイボスの記載分けもされていました。
グリーンルイボスはこの一種類だけで、ペットボトルのルイボスティーもグリーンルイボスティーはありませんでした。
(なにげにミントルイボスティーが茶葉もペットボトルもあるのが気になりました。)
ルイボスティーと冷えについてまとめ
- ルイボスティーは豊富なミネラル、ノンカフェイン、低タンニンだから体を温め、体を冷やしにくい。
- ルイボスティーでもグリーンルイボスティーでも冷えには同様の効果が得られる。