疲れを放置するのは危険!疲れとストレスの関係について

みなさん、こんにちは。お元気ですか?
少し前に転職したばかりなんですが、急に労働時間が50時間も増えたせいで、疲れ気味の私です。
今までは勤務時間7.5時間の残業もほぼなしという状態だったので、自由に使える時間も多かったし、しっかり休めていたので、疲れるのも当然言えば当然のこと。
少し前に過労死ラインが云々というニュースが流れていましたが、残業80時間だの100時間だの、ほんとぎりぎり状態なんじゃないの?と私は思ってしまいます。(ちなみにまだそのラインは超えていません。来月当たり越えそうですけど。)
多分、体力がない人はもっと短い時間で過労死だよ!って思うんですが、みなさんはどう思います?
過労死ラインの半分ちょっとでも、平日はもう自由時間なんてなく、食事をしてお風呂に入って必要最低限のことをするだけで手いっぱい。
実家暮らしならまだいいのかもしれませんが、私は一人暮らしなので、土日は土日で洗濯や掃除など家事に追われてまとまった自由な時間を取れるのなんて数時間。
ここのところ、体調も崩しやすくなっているし、体調不良で丸一日起き上がれないなんてことも珍しくないです。
疲れていると、考え方もなんだか後ろ向きになってきてしまって、何もしたくないなーと思うことも多くなります。
ちょっとしたことで不安になったり、イライラしたり、悩んでもやもやしたりということが増えてしまうので、よくない傾向ですよね。
そこで気になったのですが、疲れとストレスってどのくらい関係があるのかということ。
疲れていることがストレスになるのか、ストレスを感じているから疲れるのか、、、。
今回は疲れとストレスについてまとめたいと思います。
Contents
疲れにも種類がある
疲れや疲労という言葉を聞くと、なんとなく体の疲れを思い浮かべてしまうのですが、みなさんはいかがですか?
しかし、精神的な意味合いで「疲れ」という言葉を使うこともありますよね?
例えば、ドラマや漫画などで、「もう疲れた。君にはついていけない。」なーんてセリフがあったりしません?
心も疲れるんですよね、、、。
ということで、疲れには
- 身体的な疲れ・疲労
- 精神的な疲れ・疲労
があるということになります。
疲れる原因は
疲れにも種類があるということが分かったところで、人間はなぜ疲れてしまうのでしょうか。
疲れる原因には、以下が挙げられます。
- 過度の運動、肉体労働
- 精神的なストレス
一見すると、運動や肉体労働が身体的な疲れを起こし、精神的なストレスが心の疲れを引き起こすように感じますが、実はそうではありません。
精神的なストレスも身体的な疲れに影響を及ぼすそうです。
身体的な疲れがおこる理由
体が疲れる原因として真っ先に思い浮かべるのは、
たくさん運動したり、体を動かしたとき
なのではないでしょうか?
今までの人生の中の出来事を思い返すと、マラソンをしたり、体育祭などのイベントに参加したり、山登りなどなどいっぱい動いたなーという翌日からしばらくはすごく疲れていた記憶があります。
もともと運動が得意ではないたちなので、すぐに筋肉痛にもなっていました。(当日~翌日に来る辺りまだマシ)
アルバイトや仕事をするようになってからは運動をしていなくても、立ちっぱなしだったり、動き回っていたりするのも疲れるということを実感するようになりました。
連日、座らずに動き回って生活をしていると、毎日帰宅して座ったり、横になったりした途端一気に疲れを自覚してそのまま眠ってしまうことも珍しくありませんでした。
デスクワークのお仕事をするようになってからは、動き回って仕事をしていた当時より、断然身体的な疲れはマシだと思っているのですが、座りっぱなしというのもなかなか疲れるもので、だるくて重い感じの疲れは日々感じています。
こういった身体的な疲れというのは、休む時間をしっかり確保して、お風呂に入ったり、栄養を摂ったりすることで意識しなくても解消されていくそうですが、回復が追い付かなくなって毎日疲れたままになってしまうこともあるとか。
休む時間が確保できず、疲れがなかなか取れないという風になってしまうと、慢性疲労になり、それこそ過労死につながってしまうかもしれません。
精神的な疲れがおこる理由
精神的な疲れというと、目に見えないものなので、自覚がしにくいものだと思います。
精神的な疲れは人によって原因が変わってくるものだと思いますが、一般的には人間関係のストレスが大きいようです。
仕事場や家庭内などでプレッシャーを感じることが多かったり、トラブルが多かったりすると精神的に疲れを感じやすいとか。
精神的な疲れは体にも影響する?
この精神的な疲れで注意が必要なのは、身体的な疲れにも影響を及ぼすことです。
精神的な疲れは身体的にも疲労を感じさせると言われています。
これを聞いて、私はすごく納得してしまうのですが、みなさんはいかがですか?
転職する前の職場でいろいろと悩んでいたことがあって、その時はすごく体が重かったのに、悩みが解消された途端、体の疲れが急に解消されたことがありました。
あの時程、「病は気から」という言葉を実感したことはなかったです。
それらの経験から、精神的な疲れが身体的な疲れに影響を与えるというのはすごくよくわかります。
逆に体が疲れていたとしても、ストレスが少ない場合だと案外頑張れることもあります。
これはこれで要注意ですが、心が体に与える影響って大きいんだなと心底思います。
ストレスを感じていると疲れやすくなる?
精神的な疲れは、人間関係のストレスが挙げられることが多いと上で書きましたが、ストレスを感じている時というのは、人の体や心を疲れやすくするのだそうです。
ストレスを感じていると人の体は緊張して力が入り、呼吸も浅くなるという特徴があります。
そうすることで、ストレスを感じにくくし、自分の体や心をストレスから守ろうとするんですね。
体は力が入っていて、呼吸が浅い状態というのは血流も悪くなっている状態です。
ずっと力を入れていれば筋肉は疲れて、疲労物質もたまっていきます。
その疲労物質を解消するためにはしっかりと呼吸をして、酸素を取り入れ、血流を改善する必要があるのですが、ストレスを感じた状態が続くと血流が滞り、疲労物質も排出されにくいため、ずっと疲れが取れない状態に陥りやすいようです。
疲れのサイン
自分自身が疲れているという自覚がある場合は、休みたいと思うし、休むために時間を確保しようとすると思います。
恐いのは自分自身が疲れているという自覚がないことだと思うのですが、いかがでしょうか?
疲れが溜まっている時に体や心にあらわれるサインを見逃して、放置してしまうと病気などになってもおかしくありません。
体にあらわれる疲れのサイン
運動をした後などに感じる疲れは比較的自覚しやすいと思います。
しかし、日常生活の中で感じる肉体的な疲れはあまり自覚できないことが多いです。
また、精神的に疲れている時は精神面だけに不調があらわれるのではなく、体に症状があらわれることもあります。
体にあらわれる疲れのサインとして、
- 倦怠感
- 肩こりなどの筋肉疲労
- 眼精疲労
- 不眠
- 耳鳴り
- 動悸
- 息切れ
- 眠い
- 集中力が下がる
- 肌が荒れる
- 食欲がわかない
などがあります。
これらの症状を常に感じているという人は体が疲れている証拠かもしれません。
集中力の低下などは、脳の疲労が原因だそうなので、脳を休ませてあげる必要があります。
脳の疲労を回復させるためには、昼寝をしたり、栄養を摂ったりするほか、なるべく考えなくて済む単純作業に切り替えたり、複数の仕事を同時進行にするのを止めるとよいそうです。
精神面にあらわれる疲れのサイン
疲れが溜まっている時、考え方が後ろ向きになったり、不安になったりすることがありませんか?
また、妙にイライラしやすくなったりしたら、心が疲れているサインかもしれません。
普段物事を考える時、無意識に頭を働かせていると思います。
そのため、自分自身が疲れていることに対して、気が付かないこともあるようです。
私自身、経験したことがあるので、よくわかりますが、疲れが溜まっている時は思考能力が低下し、考える視野も狭くなりがちです。
そうなると、思い込みが激しくなって、いろいろな行動の選択肢が浮かばなくなります。
例えば、将来のことがものすごく不安に感じたり、人が何か会話しているのを見て、自分の悪口を言われていると思ったり。
実際に見ても聞いてもいないことなのに、なぜか「絶対そうに決まってる!」なんて思っていたことがあります。
今思えば、あの時は疲れていたんだなとしみじみ思いますが、当時はそれが真実かのように感じていたんです。
もし、不安感が強かったり、どうしても前向きに物事を考えられなかったりしたら、疲れが溜まっている可能性を考えてみてください。
そう思うことで、別の対処法が浮かぶこともあるので、覚えておいてもらえたらいいなと思います。
疲れがとれない時は病気の可能性も
風邪などにかかっている時、体が疲れているように感じることってありますよね?
疲れがなかなか取れない、というときは病気が潜んでいる可能性もあるそうです。
例えば、
- 内臓系の疾患(ガン、肝臓の疾患など)
- 更年期障害
- 貧血
- 低血圧症
- 糖尿病
- 結核
- うつ病
- 自律神経失調症
など。
疲れが続いている=病気のせいとは言えませんし、疲れていないから絶対病気じゃないということでもありません。
ただ、疲れがずっと続いているといろいろな病気になりやすくなるのも事実なので、疲れを解消するためにもしっかり休む必要があります。
どんなに休んでも疲れが取れないというときは放置せず、病院に行くのをおすすめします。
まとめ
- 疲れは身体的なものと精神的なものがある
- ストレスを感じていると疲れやすくなる
- 疲れのサインは身体的にも精神的にもあらわれる
- 疲れが続くのは病気の可能性もある