女性の髪の悩み、原因と対策

こんにちは!最近、髪の悩みが増えてきたアラサー女性です。
最近私が気になる髪の悩みは
- パサつき・乾燥
- ツヤがない
- 寝癖が付きやすい
などです。
冬という季節柄のせいか、どうしても乾燥しがちになる髪。
乾燥していると静電気も立ちやすいし、ツヤも出にくく、寝癖までつくから困ったものです。
(静電気や寝癖についてはこちらにも書いているので、よければみてくださいね。
→髪の静電気を抑える方法~加湿・シャンプー・ヘアオイルetc.~
10代のころは何もケアしなくてもツヤツヤ、サラサラでカラーやパーマを繰り返してもダメージ知らずだったのに、今はケアをしてもパサつきを感じる始末。
もう悲しいやら悔しいやら、、。
今回は女性の髪の悩みについてまとめます。
Contents
女性の髪、年々、悩みが増えてしまう原因
髪は女性の命という言葉が昔からあるように、髪は女性を魅力的に見せるために大切なポイントになります。
女性としてだけでなく、好きなヘアカラー、ヘアスタイルで毎日を過ごすということは楽しく生きるためにも重要ですよね。
そんな重要な意味を持っている女性の髪ですが、年齢を重ねるごとに髪の悩みは増えていってしまうものです。
女性だけでなく男性にも言えることですが、なぜ加齢によって髪の悩みが増えてしまうのでしょうか。
原因はホルモン?
女性の髪の悩みが加齢によって増えてしまうのはずばり、
ホルモン
が原因なのだそうです。
ホルモンには様々な種類がありますが、中でも女性ホルモンの一つ、
エストロゲン
の分泌量が女性の髪の悩みに深く関係しているのだそうです。
女性ホルモンの分泌量は20代から30代にピークを迎え、更年期以降にガクっと下がります。
女性ホルモンが髪にもたらす役割は、髪の生まれ変わりを助け、髪の成長の促進です。
女性ホルモンの分泌量が減少することで、髪が若い頃と同じようには生まれ変わらなくなって衰えていきます。
髪の悩みが増え始めるのは
髪の悩みが増え始めるのは20代から30代の女性ホルモン分泌量のピークを越えてからです。
年齢でいうと30代後半から悩みが増え始める人が多いようです。
「女性の髪の悩み」というキーワードで調べてみると、
30代~40代の髪の悩みを扱ったページが検索結果の上位に表示されます。
髪の悩みの中身
20代の髪の悩みを扱った結果も次に上がっていますが、20代と30代以降の髪の悩みではその内容が変わってきます。
20代の髪の悩みでは
- パサつき
- 枝毛
- 切れ毛
というものが中心ですが、
30代以降になると悩みの内容に
- 抜け毛
- 薄毛
- 白髪
などが加わります。
これらの症状は女性ホルモン分泌量の低下しはじめ、更年期に入るころから悩みが顕著になってきます。
女性ホルモン減少によって起こる悩みは
- 白髪
- 抜け毛の増加
- 髪のボリューム減
などが挙げられるそうなので、悩みが増え始める年齢とちょうど同じくらいになります。
また、50代以降になるとさらに抜け毛などの悩みは進行していきます。
(調剤薬局にこんなフリーペーパーが置いてありました。)
妊娠中と出産後の髪の悩み
加齢によって髪の悩みが増えるのは間違いありませんが、女性には加齢以外にも髪の悩みが起こるタイミングがあります。
それは妊娠と出産です。
妊娠と出産も女性ホルモンのバランスが急激に変化します。
そのため、女性の髪は妊娠と出産のタイミングでも状態が変わるようです。
妊娠中にはフケが増えて、髪にベタつきを感じやすくなるそうです。
また、出産後には枝毛が増え、悩む方が多くなります。
出産後には枝毛だけでなく脱毛症に悩まされることもあるようです。
出産後に起こる脱毛症を
出産後脱毛症(分娩後脱毛症)
といいます。
この脱毛症は妊娠中に女性ホルモンの分泌量が増えていた状態から妊娠前と同じ分泌量に戻ります。
そうすると髪の毛は休止期に移ってしまい、脱毛症になってしまうそうです。
一部が薄くなる脱毛とは違い、頭髪全体が薄くなってきます。
脱毛症
髪は毎日、100本以上抜けているものだと聞いたことがありますが、実際のところどうなのでしょうか。
でも洗面台やフローリング、お風呂などいろいろなところに髪の毛が落ちていますよね。
と、髪が抜けること自体は普通のことなのですが、抜け毛の量があまりにも多いようだったり、気になるということであれば脱毛症の可能性も考えられます。
女性の中で枝毛や抜け毛に悩んでいる人は実に3人に1人もいるのだそうです。
脱毛症の種類
脱毛症と一口に言っても色々と種類があるようです。
女性型脱毛症
女性ホルモンの分泌量が低下して起こるのがこの女性型脱毛症です。
更年期や閉経後に起こりやすくなります。
この脱毛症の特徴は頭頂部から広範囲にかけて頭髪が薄くなるところだそうです。
円形脱毛症
円形脱毛症は性別に関係なく起こる脱毛症です。
頭の一部に丸い形に脱毛が起こります。
数ヶ月で症状が改善されることもあれば、何度も同じ症状を繰り返してしまうこともあります。
円形脱毛症ははっきりした原因は不明ですが、ストレスが原因となることがあるようです。
ひこう性脱毛症
フケやかゆみを伴う脂漏性皮膚炎に合併しておこる脱毛です。
脂漏性皮膚炎の原因はマラセチアという真菌です。
上記の脱毛症以外にも薬の影響によって起こる脱毛や栄養不足による脱毛、自身で髪を引き抜いてしますトリコチロマニア(抜毛癖)というものもあります。
- 髪が細くなってきた
- 髪を軽くひっぱっただけで何本も髪が抜けてしまう。
- 地肌が目立つようになった。
- 髪の毛が伸びるのが遅い
- 髪のボリュームがなくなった
- シャンプーのときに抜け毛が気になるようになった
などの症状が目立つ場合は脱毛治療を行っている病院へ相談してみるとよいでしょう。
脱毛によってストレスを感じてしまう場合もあるので、一人で抱え込まないことが大切です。
女性の髪の悩み対策
髪の悩みが増えるのは加齢のせいだから仕方がないと諦めてしまうのはもったいないです。
日常的に気をつけることで少しでも悩みを減らしていきましょう。
抜け毛予防
加齢による女性の髪の悩みに代表的である抜け毛を防ぐには
- 栄養バランスのとれた食事をとる
- たっぷりと睡眠をとる
- ストレスをためない
- 適切な頭皮ケアをする
などが大切です。
髪によい食事とは
髪は硬ケラチンというタンパク質でできています。
タンパク質を作るにはタンパク質の摂取が必要です。
タンパク質だけでなく髪の生まれ変わりを助けてくれるビタミンやミネラルをしっかり取ることが大切になります。
睡眠
睡眠をしっかり取ることは体調管理に大切なことです。
髪にとっても同様で、昼間にダメージを受けた髪は寝ている間に再生されます。
そのため、睡眠不足が続くと髪もきちんと再生されなくなってしまいます。
ダメージを受け続けた髪は当然つやがなくなり、パサつきも目立ってしまいます。
お肌のターンオーバーを促進するためにも睡眠は大切なので、しっかり寝るようにしましょう。
ストレス
ストレスが溜まるといろいろな不調が起こります。
ストレスは血管を縮小させてしまうので、髪に栄養が十分に行き届かなくなります。
栄養が行き届かなくなった髪は枝毛になりやすくなります。
ストレスをコントロールするのは難しいものですが、ストレスを適切に解消すること、ためない方法を自分なりに見つけることが大切です。
頭皮ケア
髪の悩みを解消するためには正しく頭皮をケアすることも大切です。
頭皮ケアは
- 正しく頭を洗う
- 正しいケア用品を使う
- 頭皮をマッサージする
この3つがポイントになります。
正しい頭の洗い方:シャンプー
- シャンプーで髪を洗う前に髪全体をしっかりお湯で濡らす。
- シャンプーを適量とり、先にしっかり泡立てる。
- 頭皮から髪全体にかけて指の腹をつかい、泡でマッサージしながら優しく洗う。
シャンプーを原液のままつけてしまうと泡立ちが悪くなる上に、落ちにくくもなるので、頭皮に悪影響です。
必ず先にシャンプーを泡立ててから使いましょう。
また、シャンプーをするときには指の腹を使い、爪を立てないように気をつけてください。
正しい頭の洗い方:リンス
- リンスは頭ではなく髪全体になじませる。
- リンスが残らないようにしっかりすすぐ。
リンスは髪を洗うものなので、髪を中心につけるようにしましょう。
リンスはシャンプーに比べて落ちにくいので、念入りに落とすようにしましょう。
正しい頭の洗い方:乾かす
- タオルドライをする。
- ドライヤーで乾かす。
髪を乾かすときにいきなりドライヤーを使うと、乾かす時間も長くなり、髪にダメージを与えやすいです。
髪の水分をタオルで抑えるようにとり、その後にドライヤーを使って乾かしてください。
正しいケア用品を使う
頭皮に合わないシャンプーやリンスを使っているとフケの原因になり、抜け毛につながることがあります。
そのため、フケ予防ができるシャンプーを使うのをおすすめします。
また抜け毛予防のために育毛剤を使うのも効果的です。
育毛剤には血行促進成分や毛母細胞を増殖させる成分、角質軟化成分、皮脂分泌抑制成分などさまざまな成分が配合されています。
今は、女性向けの育毛剤も増えてきているため、女性向け商品を選ぶ方がよりよさそうです。
頭皮マッサージ
髪を洗った後、育毛剤等を使って頭皮をマッサージすると頭皮の血行促進になり、抜け毛予防になります。
- 両手の指の腹で小さく軽く円を描くように動かして、頭をもみほぐします。
- 位置を少しずつずらしながら、頭全体をマッサージしてください。
- 両手の指の腹を使って、頭を軽く掴むようにしながら圧をかけます。
- 頭全体に繰り返してください。
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髪のケアや髪によい食べ物については別の記事でもご紹介しています。